「ディスコで遊ぶ感覚で…」 PSYのコンサートが人気爆発

 4万5000人がオリンピックスタジアム(趙容弼(チョ・ヨンピル)のコンサート)に雲集する30日夕、ソウルヒルトンホテルのコンベンションセンターには3000人余が集まる。

 ここで、デビュー以来2回目のPSY(サイ)のコンサート「オールナイトスタンド」が開かれるのだ。

 観客数は趙容弼の公演の15分の1に過ぎないが、その熱気は決して劣らない。PSYのコンサートもやはり、発売から間もなく売り切れ、インターネットでは2倍以上の価格で取り引きされている。

 公演企画会社の「ジョウン(いいの意)コンサート」によれば、同コンサートの前売り券を購入した人の80%が女性で、観客全体の66%が20代女性と把握された。

 通常のコンサートの男女の平均比率が4対6であることを考慮すれば、ものすごい“女性の超過”現象といえる。

 PSYのコンサートの人気は、いわゆる“花の美男子”ではないが、飾りのない熱唱と奇怪なダンスを踊るPSYの魅力と、「ディスコ」のようにセッティングされたコンサート会場が大きく作用したと見られる。

 午後8時から夜の12時まで続くこのコンサートは、全員立ったまま進められる。舞台は客席の中央まで長く伸びており、観客はテキーラを一杯ずつサービスされ、たばこも好きに吸うことができる。

 PSYはコンサートの収益金全額を障がい者のリハビリ財団に寄付することにした。

韓賢祐(ハン・ヒョンウ)記者
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