「サッカーのように一生懸命やればOKです」
“ミレニアム特急” 李天秀(イ・チョンス/22/レアル・ソシエダード)が、韓国映画の広報大使を買って出た。
レアル・ソシエダードのホーム、サンセバスチャンで来月18日(以下韓国時間)に開幕する「第51回サンセバスチャン国際映画祭」のコンペ部門に招かれた映画『殺人の追憶』(ポン・ジュノ監督)と非コンペ部門にノミネートされた『春夏秋冬そして春』(金基徳(キム・ギドク)監督)の2本の韓国映画を、李天秀が率先してスペインのファンに広報するというのだ。
映画『殺人の追憶』は今年の上半期の最高ヒット作品としてのプライドをかけて『Beronica get in』(ジョエル・シューマッハ監督)など、14本のノミネート作品と競合をすることになる。
また、今月16日に閉幕したロカルノ映画祭で、青年批評家賞など4部門を総なめにした金基徳監督の『春夏秋冬そして春』は、今回の映画祭に特別招待作品として出品され、『殺人の追憶』と共に韓国映画をスペインに広報する。
日頃から韓国映画に多くの関心と愛情を寄せてきた李天秀は、この2本の映画が自身の新天地であるサンセバスチャンで良い成果を残して帰国できるよう、練習や試合以外の時間を割いて、積極的に広報する計画を立てた。
まずは当地のサッカースター、レアル・ソシエダードのデ・ペドロ、ニハト、コバチェビッチなどを韓国映画の上映館に招き、ファンの関心を2本の映画に集中させる。また、ファンに会う際も、韓国映画を積極的に広報するつもりだ。
李天秀は「殺人の追憶に主演した宋康昊(ソン・ガンホ)のファン」としながら、「韓国映画がサンセバスチャンで紹介されるのだから、私にできない事はない」とし、広報大使としてベストを尽くす覚悟を語った。
『スポーツ朝鮮/サンセバスチャン(スペイン)=チュ・ヨング特派員』