【バカンス食べ歩き①】西海岸のミルクックナクチ

 バカンス先でその地域の珍味を味わうのは、旅行のもう1つの楽しみ。

 暑さに疲れた体を癒し、食欲を取り戻してくれる店を探してみよう。

 6~9月は、忠清(チュンチョン)南道・泰安(テアン)と瑞山(ソサン)のミルクックナクチ(テナガダコの入った小麦粉の麺)が一番美味しい時期だ。

 ポリコゲ(麦峠/麦収穫前の春窮期)など、食べ物が充分でなかった頃に、この地域の住民らがホバック(韓国かぼちゃ)の中身を煮込んだスープにスジェビ(韓国風すいとん)やナクチ(テナガダコ)を入れて食べたのがその始まり。

 最近はスジェビの代わりにカルグクス(太い麺のうどん)やラーメンの麺を入れて食べることもある。ナクチとかぼちゃを煮込んだ熱いスープはさっぱり系の味。ナクチ一匹ごとに2500~4000ウォン。




ミルクックナクチのうまい店▲ウォンプン食堂=泰安郡・遠北(ウォンブク)面、(041)672-5057▲ウォンイ食堂=泰安郡・遠北面、(041)672-5052▲イウォン食堂=泰安郡・梨園(イウォン)面、(041)672-8024▲ウジョン刺身屋=瑞山市・地谷(チゴク)面、(041)662-0763▲ワンサンポ刺身屋=瑞山市・地谷面、(041)662-9607▲ファンヘ刺身屋=瑞山市・八峰(パルボン)面、(041)662-6069▲ウンド食堂=瑞山市・大山(デサン)邑、(041)663-8497

スポーツ朝鮮=金スングン記者
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