【夏の異色カフェ①】ホラーカフェで幽霊と乾杯!



 ホラーカフェへ行ってみよう。ソウル・新村(シンチョン)のカフェ『へヨルチェ(解熱剤)』は、客自らが扮装して鼓膜を震わすロック音楽を楽しめる異色のカフェ。

 ドラキュラ、チョスンサザ(死神)、フランケンシュタイン、魔女など多国籍のホラー映画の主人公たちが同じテーブルで酒を飲み交わす姿が見られる。扮装料は3000ウォン、5分で変身完了。午後6時から深夜1時まで営業している。問い合わせ:(02)332-8955

 一方、京畿(キョンギ)道・加平(カピョン)にある『クィゴクサンジャン(鬼哭山荘)』は今年で7年目を迎えるホラーカフェ。お茶や食事はもちろん、韓方鶏料理や宿泊までできるが、名ばかりではなく、実際鳥肌が立つほど、恐ろしい雰囲気が漂っている。

 ホラードラマ『伝説の故郷』に登場するような木造建物に蜘蛛の巣の張り巡られたランプ、天井には鬼の仮面が幾つも吊られてある。雨の日に訪ねれば効果絶大だろうが、行く道が容易ではないため、運転にはくれぐれも注意が必要だ。

 ソボク(伝統の葬式の服)を着たオーナーやスタッフが迎えてくれる。問い合わせ:(031)582-8789

 『鬼哭山荘』は慶尚(キョンサン)北道・漆谷(チルゴク)郡・東明(トンミョン)面にもある。毎日午後8時半からカtェの裏山フ鬱蒼とした草原の中からソボクを着た幽霊が突然姿を現して客をびっくりさせる、恐怖体験コースを用意している。

問い合わせ:(054)976-1400

李明振(イ・ミョンジン)記者
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