映画『カルガリファミリーとドラキュラ』(ナム・ギナム監督)が、全国で30万人の観客を動員して大ヒットを記録している。
今月1日に全国75カ所のスクリーンで公開された『カルガリファミリーとドラキュラ』は、早朝から子供客を中心に観客を集め、映画館街の風景を一変させた。
第1回上映時間の午前8時20分から小学生の列が続き、客席シェアは約92%で、現在上映中の映画の中では群を抜いて1位だ。
しかし、上映館のうちの半数以上の劇場が1、2、3回のみ上映する「マチネー映画」である上、チケットも完売してしまうため、映画を観ることができない観客が増えている。
特にソウルでは15カ所でのみ上映されており、スクリーン数が絶対的に不足している状況だ。
『カルガリファミリーとドラキュラ』のホームページには、すでに5600人ものファンが意見や感想などを寄せている。このうちの1000件以上が「一体どこに行けば映画を観られるのか?」といった内容で占められている。
ソウルではこれまで約5万人だけが『カルガリファミリーとドラキュラ』を観覧した。上映館を見付けることのできなかった子供客のほとんどは、大学路(テハンノ)のコンサートホールに集まっている。
このままの勢いなら、最低でも観客動員は80万人を突破しそうだ。