トップスターのチェ・ジウが1回当り1800万ウォンという最高の出演料で、韓日中共作のドラマに出演する。
作品は、1991年日本フジテレビで放送され、日本のドラマ史上最高視聴率(最終回視聴率は36.7%)を記録した『101回目のプロポーズ』。
中国現代ドラマ史上最高の制作費(総額2000万元(約30億ウォン))が投入される同ドラマは、上海影球影視文化発展有限公司が制作、韓国のミル企画が企画し、日本フジテレビが投資に参加するなど、名実共に3国の共作ドラマ。
チェ・ジウはドラマのヒロインを演じ、相手役には許志安、陳小春など、香港のスタークラスの男優の名が取上げられている。
制作会社の上海有限公司は、2002年に制作された車仁杓(チャ・インピョ)出演の中国ドラマ『四大名捕』の制作会社でもある。
1回当り1800万ウォンというチェ・ジウの出演料は、韓国はもちろん、中国ドラマ史上最高額。このようにVIPの待遇を受けることになったのは、最近『冬の恋歌(冬のソナタ)』のヒットで、アジア圏で最も人気の高い韓流スターだからだ。
『101回目のプロポーズ』は、フジテレビから原作(全12回)の版権を購入し、脚本を担当している韓国のチェ・ワンギュ作家(『オールイン』、『商道』、『許イ』)が翻案作業を進めている。全20回を予定。
制作は今年9月15日から12月初めまで3カ月間行われ、中国本土全域や香港、台湾、日本、東南アジアはもちろん、米国、欧州など華僑が居住する全地域に配給される計画だ。
世界各国に配給放送される時期は来年(2004年)3月を予定しており、済州(チェジュ)で全体の2割の撮影が行われる。
現在サンフランシスコで短期の語学研修を受けているチェ・ジウは9月下旬に帰国し、ドラマ制作に本格的に加わる予定だ。