華麗な蓮の饗宴「全州・徳眞公園」



 韓国の代表的な睡蓮の観光地と言えば、全州(チョンジュ)・徳眞(トクジン)公園。その由来が、高麗時代にまで遡ると言われている徳眞公園は、延べ3万坪余の膨大な水面の半分以上が蓮の緑の葉で覆われている。

 蓮の観光に行くなら梅雨の終わり頃が良い。雨の日もそれなりに趣きがあっていいが、花が雨の重さを支えきれず、花びらを閉ざしてしまうか、首を垂れてしまうからだ。

 湖を渡る吊り橋と中間展望台が観光の主なポイント。徳眞公園のもう1つの見どころは、涼しげな噴水に色とりどりの照明が溶け合う音楽噴水ショー(毎日午後2、5、9、10時)や湖の中央に設置された舞台での公演だ。特に公園は深夜1時まで開放されているため、デートスポットとしても有名。

 徳眞公園の周辺は、道立国楽院、徳眞芸術会館、ソリ(伝統音楽)文化の殿堂などが建ち並んでおり、全羅(チョンラ)北道の芸術のメッカを成している。近くに動物園もあり、家族連れのピクニックの場所としてもぴったりだ。

問い合わせ:徳眞公園(063)281-2436

スポーツ朝鮮/金ヒョンウ記者
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