ハ・リス、漢陽大学不合格に

 人気タレントのハ・リスが台湾で涙を飲んだ。

 ハ・リスは先月2日に発表された漢陽(ハンヤン)大学演劇映画学科の2004年度1学期特別入試で不合格となった。

 台湾でドラマ『ハイ!私の愛』の撮影中に知らせを受けたハ・リスは、同日夜、中華圏のトップ歌手が大挙出席した「金曲奨・授賞式」にゲスト出演後、宿泊先に戻って辛い心境を公式ホームページ(www.harisu.com)を通じてうち明けた。

 「勉強したくて大学受験に挑戦したが、性転換者という理由で落とされた印象を拭えない。私には学ぶ権利もないようだ」と心境を吐露した。

 ハ・リスがホームページにメッセージを掲載すると、多くのネチズンは同情の書き込みを寄せた。

 あるファンは「犯罪者にも学校に通う権利があるのに、性転換者という理由だけで不合格にしたのなら、全く納得できない。真の学び舎とは、あらゆる人を受け入れ、教える場所なのではないのか」と疑問を呈した。

 しかし一方で「ハ・リスは突出した才能や演技、実力で有名人になったわけではない。大学入試は公正な審査基準をもとに合格者を決めるべきで、不合格になったからと、それをトランスジェンダーのせいにし、偏見の目で見るべきではない」と反ばくするネチズンもいた。

スポーツ朝鮮/金ホヨン記者
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