ケーブルテレビの音楽専門チャンネル「m.net」が夏休みを迎え、未来のスターを発掘しにスタジオを飛び出した。
「m.net」は先月25日から毎週金曜日午後6時に『バラエティーショー・オーディション大作戦』を放映中だ。
スター志望の若者が、「m.net」のホームページ(www.mnet27.com)に自分のダンスや歌、ギャグなどを録画した動画をアップロードすると、その中から制作スタッフが毎週9人を選び、音響や照明設備を載せた車両に乗って若者たちが多く訪れる街頭に繰り出す。
参加者は車に設置された簡易ステージで即席の公演を行い、制作スタッフと街頭の人々の投票で勝者2人が選ばれ、6カ月ごとに行われる本選への参加資格が与えられる。本選で入賞すれば「m.net」のVJとして起用される。
先月25日に放送された第1回目はソウル市内の大学路(テハンノ)で行われ、8月1日に放送される第2回は東大門(トンデムン)のショッピングモール前で収録された。
今月中旬からは釜山(プサン)、大邱(テグ)、光州(クァンジュ)、大田(テジョン)などの主な地方都市でも収録が予定されている。
参加者のほとんどは10代の若者が中心。まだあどけなさが残る中学2年の女子生徒から高校3年の受験生まで、その顔ぶれは多様だ。軍隊を除隊したばかりの20歳代前半の参加者が「おじさん」と言われるほどだ。
初回の放送後、約200人が「私も一度チャレンジしてみよう」と「m.net」のホームページにアクセスして参加の申し込みをするほど、盛況をみせている。
プロデューサーのチョ・ヨンヒョン氏は「ある程度の反応は予想していたが、これほどまでにスターになりたい若者が多いとは思わなかった」と述べた。