「国家人権委員会の決定を謙虚に受け止める」
米国市民権の取得による兵役逃れの疑いで国内への入国が禁止された歌手の劉承俊(ユ・スンジュン/米国名スティーブ・ユ)さんが、国家人権委員会の国内復帰の陳情棄却について、これを受け入れる意向を表明した。
劉承俊さんの国内でのマネジメント会社「チューブレコード」の李チョンヒ代表は29日、「国家人権委員会の棄却決定を、残念だが受け入れるという意向を伝えてきた」としながら、「しかし、国内復帰のための努力は今後も続ける」と明らかにした。
劉承俊さんは国内舞台への復帰のメドが立たないため、ひとまず8月に行われる香港と中国での公演に力を注ぐという。
今月13日、「ロサンゼルス・コリアンファミリー・サマーフェスティバル」に出演した劉承俊さんは最近、演技や武術を学び、ハリウッド進出も模索している。