モスクワ映画祭組織委がチャン・ジュンファン監督の紛失したトロフィーを再製作

 モスクワ国際映画祭で銀賞にあたる監督賞を受賞後、トロフィーを紛失したチャン・ジュンファン監督(33)に、同形のトロフィーが製作され、再度授与される。

 モスクワ国際映画祭組織委員会(ミハイロフ・ニキータ委員長)は25日、ロシア駐在の韓国文化広報院の要請を受け入れ、紛失したトロフィーと同形のものを製作し、チャン監督に授与する予定だと明らかにした。組織委側はトロフィーの製作期間として約一カ月を要すると付け加えた。

 チャン監督は今年6月29日、赤の広場で行われたモスクワ映画祭の閉幕式で、モスクワ国際映画祭の5つのコンペ部門(作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞、審査委員特別賞)のうちの一つである監督賞を受賞した。しかし、閉幕式の直後に行われたレセプションで、トロフィーやパスポート、現金などが入ったバッグを紛失してしまった。

 チャン監督は映画『地球を守れ!』を出品、韓国人監督として初めてモスクワ映画祭で監督賞を受賞した。

モスクワ=チョン・ビョンソン特派員

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