映画『蝶』がベネチア映画祭の「批評家週間」に招かれる

 金ジョウンウンがベネチアに行く。

 金ジョウンウン主演の『蝶』が、8月27日に開幕する第60回ベネチア国際映画祭の「批評家週間」に招かれた。

 テウォン・エンターテインメントのチョン・テウォン代表は「映画祭の執行委員会から正式に招待を受けた」としながら、「三清(サムチョン)教育隊(80年代、全国の素行不良者、粗暴犯、反政府活動家などが、社会浄化の名目で強制的に配属された軍部隊)という歴史的現実を、二人の男女の悲恋として描いた内容が高く評価されたようだ」と述べた。

 金ヒョンソン監督、金旻鍾(キム・ミンジョン)、金ジョンウンは、映画祭の招きで共にベネチアを訪問する予定だ。

 『蝶』は歴史的な悲劇に巻き込まれた二人の男女の悲恋を描いた映画で、コミカルな演技で脚光を浴びた金ジョンウンが、本格的なラブストーリーに挑戦して話題を集めた作品だ。

スポーツ朝鮮/チョン・サンヒ記者
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