ユン・ジェギュン監督が撮影中に転落して大けが

 映画『色即是空』のユン・ジェギュン監督が転落事故に遭った。

 ユン監督は22日午前8時ごろ、両水里(ヤンスリ)の撮影現場で映画『浪漫刺客』の撮影中、高さ4メートルの2階から転落し、頭部を強打して気を失った。

 この際、ユン監督を受け止めようとした4人のスタッフと、落下シーンを撮影していた俳優のチェ・ソングク、シン・イも一緒に墜落し、集団で負傷した。シン・ジョンウォン・ビジュアル監督は右足の太腿に重傷を負い、チェ・ソングクとシン・イも骨折して現在検査を受けている。

 ユン監督を含むスタッフらは事故直後の午前9時頃、京畿(キョンギ)道・九里(クリ)市の漢陽(ハニャン)大学病院に搬送された。ユン監督は病院に到着するまでは意識不明だったが、治療後に意識を取り戻したという。頭部に出血があり、CTなどの精密検査を受けている。

 この日の事故は2階建ての「呪われた家」のセットで起こった。2階の廊下で幽霊が刺客を追うシーンで、金旻鍾(キム・ミンジョン)が撮影を終えて1階に下りた直後、チェ・ソングクの後をシン・イが付いて行くシーンで、ユン監督が出演者の方を見ながら後ろに下がった際、足を踏み外して落下した。

 監督と出演者らの負傷で、12月5日の公開を予定していた『浪漫刺客』は、制作が遅れる見込みだ。

スポーツ朝鮮/チョン・ヒョンソク記者
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