金ジョンファ「初主演で大企業の孫を手なずけます」

 編み物が趣味と書かれたプロフィールを見て一瞬目を疑った。ノートブックパソコンのCMで着ていたメタルスタイルの衣裳が良く似合うという先入観を持っていたからだ。アナログの頂点ともいえる編み物と最先端のデジタルとの出会い?

 6日にスタートしたMBCテレビの日曜ロマンス劇場『1%のあるもの』(ヒョン・ゴウン脚本/張根洙(チャン・グンス)演出)の主演を務める金ジョンファ(21)に対する印象だ。

 「冬の日には編み物が一番です。編み物をしながらいろいろと考えたりもできますし、昔のボーイフレンドと父、マネージャーさんにもプレゼントしました。ニットはうまく編めなかったので、主にマフラーを編みます。毎日できるわけではないので、少しずつ編んで一カ月に一つ程度かな…」

 ブラウン管のイメージは作られたものだとは分かっていたが、思ったよりも気さくな感じだ。これまでに出演したドラマ『ニューノンストップ』や『ガラスの靴』などで金ジョンファは、ボーイッシュなキャラクターを演じた。

 初の主演を務めることになった今回のドラマでは、26歳の中学校の国語教師「ダヒョン」役で登場する。地下鉄で老人に親切にしたことが、幸運となって返ってくるという設定だ。

 元企業家のその老人は、唯一の遺産相続者の孫に「ダヒョンの心を奪えば財産を残す」と告げる。「ロマンス劇場」というサブタイトルの意図が鮮明に表れている。

 「シナリオも面白くてキャラクターも気に入っています。原作の小説を読んでからシナリオに目を通しましたが、設定が似ていて気も楽でした。大企業の孫を“手なずける”のも楽しいですしね」

 『1%のあるもの』は内容以外でも話題が豊富だ。人気の『屋上部屋の猫』のようにインターネット小説を原作にしている点もそうだが、原作者が直接ドラマ作家を務めて脚色まで完成させた点も異例だ。ならばタイトルにはどんな意味が込められているのだろうか?

 隣で見守っていた張根洙プロデューサーこう語り出した。

 「人の人生の99%は決まっているでしょう。ところが常に1%という未知数があります。特別な偶然が重なる瞬間です。大企業の老人がダヒョンと出会って問題児の孫や会社を立ち直らせます。そんな意味が込められています。ところでタイトル通りに視聴率が1%だったらどうしましょう?」

その“お寒い”冗談を言った本人も、その場にいた全員も爆笑を堪えるのに必死だった。

魚秀雄(オ・スウン)記者
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