女性客が65%、そのうちの70%が既婚女性、公演スタッフの食費だけで8850万ウォン…。
5、6の両日、仁川(インチョン)総合文化芸術会館で上半期の全国ツアーを終える「李文世(イ・ムンセ)リサイタル」が記録した数字だ。「李文世リサイタル」は一回のツアーで10万人を動員する“文化的現象”となった。公演企画会社は前売り情報やアンケートをもとに「数字で見る李文世リサイタル」という資料を発表した。
全40回行われた今年の「李文世リサイタル」の観客動員数は、延べ10万人に達した。そのうち最も多かったのは20歳代で42%を記録し、うち65%が女性だった。
意外なのは、女性客の10人に7人が既婚女性である事実。「李文世リサイタル」が音楽、公演文化から疏外された層を取り込んでいることが分かる。
公演情報は42%が「インターネットで知った」と答え、コンサートに行くようになったきっかけは「周囲の口コミ」が57%と最も多かった。
一回平均3時間30分公演し、公演時間は延べ140時間、スタッフ100人分の食費だけで8850万ウォンに達したことがわかった。