映画『薔花、紅蓮』、200万ドルで米社と版権契約

 映画『薔花、紅蓮』のリメーク版権が、米ドリームワークス社に200万ドルで販売された。200万ドルの販売額は、韓国映画史上最高額だ。

 『薔花、紅蓮』の国内制作会社側は、契約金として先に100万ドルを受け取り、ドリームワークス社が制作作業を開始した時点で残り100万ドルを受け取る条件で契約を交わした。

 映画完成後は全世界で公開され、興行成績次第で一定の額を受け取ることが決まっており、韓国側の収入総額は、これよりも大幅に増える見込みだ。

 ドリームワークス社は『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』、『マイノリティ・リポート』、『タキシード』、『ロード・トゥ・パーディション』のウォルター・F・パークスをプロデューサーに起用し、早速リメーク版の制作に着手するという。

 金知雲(キム・ジウン)監督の映画『薔花、紅蓮』は、今年のカンヌ国際映画祭でも、すでにフランス、イタリア、日本、香港、中国などと100万ドル以上の契約を交わしている。

 古典『薔花紅蓮伝』のモチーフを現代解釈したホラー映画で、ヨム・ジョンア、金甲洙(キム・ガプス)、ムン・グンニョンが主演した。

李東振(イ・ドンジン)記者
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