新ドラマ『白鳥の湖』に出演するチョン・ヘヨン

 明るく澄んだ目と、か細い高音の声。タレントの`ョン・ヘヨンは、いつ見ても新人のようだ。

 少女のような長い髪が好きだった彼女は、1年以上伸ばしてきた長い髪を10センチほどカットした。ドラマ『人魚娘』の後続として30日からスタートするMBCドラマ『白鳥の湖』(月~金曜・午後8時20分/金ジンスク脚本、オ・ヒョンチャン演出)に出演するためだ。

 「監督が『清楚なイメージを与えるにはボブカットが一番似合う』とおっしゃったので変えました。私が演じるヒロインのコ・ウンジョンが、とにかく明る元気な性格なんです」

 KBSテレビのドラマ『あなたのそばが好き』でチョン・ヘヨンは、姉の恋人を奪うわがままな妹役を演じて視聴者の反発を買った。しかし『白鳥の湖』ではその立場が正反対になる。

 コ・ウンジョンはわがままな姉(金ジヨン)の代わりに家族の生計を担う真面目な妹で、家族に対する責任感のために愛する恋人(李ジュヒョン)を捨て、裕福な社長の息子(金チャヌ)と結婚するほど、保守的なキャラクターだ。

 「実際の私だったら絶対にそんなことはしないでしょう。結婚には必ず愛が前提されるべきです。愛のない男女関係は、いくら条件に恵まれていても結局は不幸になると思います」

 だがチョン・ヘヨンは「悪役を演じるよりも“いい子”を演じる方が好きvと言う。

 「本来はロマンチックコメディーみたいな明るい雰囲気のものが好きですが、なぜか今までに悪役を演じることが多かったんです。悪役を演じる時は目に力を入れなければならないので、エネルギーの消耗がかなり激しいです。幸い今回のドラマは、共演のソ・ギョンソクさんや金チャヌさんがとても陽気なので、ドラマの雰囲気自体が明るく元気があります。今回のドラマで今までの私とは違う姿をお見せできそうです」

 “万年少女”のイメージがあるチョン・ヘヨンも、いつの間にか30歳になった。デビューから今年でちょうど10年になる。チョン・ヘヨンは他の女優のように特別、年齢を誤魔化したりはしない。にも関わらず、常に新鮮なイメージでいられる秘訣は何だろうか。

 「やっぱりスポーツが好きだからでしょうか。毎日2時間ずつ、一日も欠かさずに運動をしています。ランニングマシーンで40分ほど走って、30分ほど歩きます。運動が終わるころには、むしろもっとやりたいと思うほどです。

腹筋も200回くらいはできるんですよ!」

李自妍(イ・ジャヨン)記者
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