スターの「ヌード」が急増

 ヌードになる女性タレントが増えている。90年代に歌手の柳妍実(ユ・ヨンシル)、モデルの李スンヒ、女優のソ・ガプスクらがヌード写真集を発表したことはあるが、最近のように芸能人が次々とヌードになったことはない。

 女優で歌手のチョン・ヤンがアルバムのリリースと同時にヌードを発表し、トランスジェンダーのハ・リスや成賢娥(ソン・ヒョナ)がヌードを披露した。グループ「Roo'Ra」の元メンバーで、現在はソロで活躍中の金ジヒョンも最近発表したミュージックビデオで上半身を露出した。

 また、トップ女優の高素栄(コ・ソヨン)が、デビュー10年目にセミヌード写真集を発表するという噂が流れると、高素栄は「ただの写真集」とこれを否定した。

 商品価値の落ちた芸能人がヌードになるケースも少なくない。写真集だった過去とは異なり、最近はモバイルサイトやインターネットで見るヌードがほとんどだ。

 主なターゲットの20~30歳代を攻略するため、この世代が常に接する携帯電話やパソコンへと販売手段が変化したためだ。手軽に見ることができ、人目を気にせずに見られるのが魅力だ。

 今月4日に行われた女優、クォン・ミンジュンの「ヌード試写会」には、ポータルサイト、携帯サイトのコンテンツ業社の関係者数十人が集まった。それだけ「カネ」になる事業だという証だ。

 不正アクセスなどが懸念されたが、最近ヌードを発表した芸能人で大きな損害を被った例は見られない。クォン・ミンジュンがヌード撮影時に着た数百着の衣裳は、間もなくネットオークションに出品される予定だ。

朴敦圭(パク・トンギュ)記者
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