中国のトップ女優チャン・ツィイーが、『極道の妻3』にダブル主演する。また、制作費の50%を投資する。
『極道の妻2-帰って来た伝説』のカメオ出演と関連して、同映画の投資会社のひとつ「ソウルムービースペース」のハン・ギョンウ代表と16日にマカオで会ったチャン・ツィイーは「シリーズ3作目のダブル主演を前提に2作目にカメオ出演する」と提案した。
『極道の妻2』のエンディングシーンに登場するカメオ役を7月7日から9日までソウルで撮影することになったチャン・ツィイー側は、ダブル主演でチャン・ツィイーを出演させるシリーズ3作目を2004年までに制作することを要求した。
また3作目の制作費の50%を直接投資すると提案し、3作目のダブル主演のギャランティーは50万ドルを提示した。
チャン・ツィイーがこうした提案をする背景には、シリーズ1作目がアジア市場で大ヒットを記録したからだ。『極道の妻』は香港のボックスオフィスで1位に輝き、“金の卵”と化した。またハリウッドにリメーク版権が売れるなど、世界でも十分に通用するコンセプトに魅かれたというわけだ。
この件について「ヒョンジンシネマ」の李スンヨル代表は「『極道の妻2』がアジア全域で公開される点にも大きな関心を寄せているようだ」としながら、「現在、シリーズ2作目の出演料に関する交渉だけが残っている。チャン・ツィイー側の提案をほぼ受け入れる予定で、20日頃に契約を交わす見込み」と明らかにした。