80年代のロックの大御所「ソンゴルメ」が復活

 1980年代初め、韓国ロックの流れを継承したグループ「ソンゴルメ(ハヤブサ)」が復活する。9thアルバムをリリースして1991年に解散して以来、12年ぶりだ。

 ラジオのパーソナリティ、ナレーターとして活動中の「ソンゴルメ」のリーダー、ペ・チョルス(50)は29日、「最近、具昌模(ク・チャンモ/ボーカル)、李ボンファン(キーボード)、金ジョンソン(ギター)と会い、ソンゴルメの再結成に合意した」としながら、「これ以上老ける前に、ギターを持って舞台に上がりたくて再結成を決意した」と語った。

 しかし、再結成の時期やこれら4人以外のメンバーについては未定の状態だ。

 ソンゴルメはペ・チョルスが率いた韓国航空大学のバンド「滑走路」と具昌模が率いた弘益(ホンイク)大学のバンド「ブラックテトラ」が合体して結成されたバンドだ。

 1979年に4人編成で出発し、『世上万事』をヒットさせたソンゴルメは、その後、具昌模をボーカルに迎え、金ジョンソン(ギター)、オ・スンドン(ドラム)、李ボンファン(キーボード)、金サンボク(ベース)の6人編成のバンドとして活動した。

 1982年に『偶然出合ったあなた』、『みんな愛そう』などを次々とヒットさせ、韓国最高峰のロックバンドとして君臨した。

 しかし、1984年に具昌模がソロ活動を理由にバンドを脱退してからは、ペ・チョルスがグループを率いて『空の国の神様』、『鳥になって飛びたい』などを発表し、9thアルバムの収録曲『集まれ』を最後に解散した。

 ドラマーのオ・スンドンは、2001年に肝硬変で他界した。昨年の夏には、インディーズバンドがソンゴルメのトリビュートアルバムをリリースした。

韓賢祐(ハン・ヒョンウ)記者
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