映画監督が自作映画のパロディCMをリレー制作

 カジュアルブランドの「GIORDANO」が現在放映中の金性洙(キム・ソンス)監督のCMに続き、李明世(イ・ミョンセ)、許秦豪(ホ・ジノ)監督らも、自身の映画をパロディしたCMをリレー制作する予定だ。

 「GIORDANO」は以前から『グリース』、『パルプ・フィクション』など、ハリウッド映画のパロディCMを放映してきたが、オリジナル映画の監督が直接パロディCMの監督としてリレー制作するのは今回が初めて。

 シリーズ1作目として今月初めからテレビや映画館で放映されている金性洙監督の『太陽はない』のパロディが夏バージョンなら、秋バージョンはビージーズの『ホリデイ』をBGMに、主人公の二人が互いの顔を同時に殴る李明世(イ・ミョンセ)監督の『情け容赦なし』のパロディだ。

 冬バージョンは許秦豪監督の『8月のクリスマス』をパロディした『12月のクリスマス』になる予定だ。3人の監督は全智賢(チョン・ジヒョン)というモデルと自身の作品をパロディ化することにやる気十分だ。

 トップバッターの金性洙監督は「90分の映画ばかり作っているのに、突然15秒の短いCMを撮ったので、思ったよりずっと難しかった」と語った。

 このCMを企画した「ホワイトコミュニケーション」は「2、3作目は、まだGIORDANO側と契約が完全に終わっていないが、監督たちも快諾してくれ、1作目のス応が好評なので、順調に進められると思う」と伝えた。

 このCMは、シンガポール、香港、マレーシアなどでも放送される予定だ。

李自妍(イ・ジャヨン)記者
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