「お姫様」成宥利にCM出演オファーが殺到

 「姫」こと成宥利(ソン・ユリ)が、ドラマの大ヒットに続いて、CMでも大ヒットを予感させている。

 現在、成宥利にキャスティングをオファーしたCMは計10本。夏を控えたドリンク業界から化粧品メーカーまで、6カ月で約2億ウォン、1年間で約3億5000万ウォンの高額出演料のオファーが列を成している。

 品目が重なり、すべてに出演はできないが、総額35億ウォンに逹する契約が舞い込んでいる。

 CM業界が成宥利にラブコールを送っているのは、現在、成宥利が百済最後の姫「プヨジュ」役で出演しているSBSテレビのドラマ『千年之愛』の人気のため。

 ドラマも人気だが、成宥利の「…したか」、「…しなさい」など、独特の言い回しのため、さらに人気を集めている。この独特な言い回しは、10代や20代はもちろん、子供たちの間でも大人気だ。

 成宥利の独特な言い回しを利用したカラーリング(携帯電話の呼び出し音)も20バージョン以上も登場している。

 こうした影響で成宥利の「姫」のイメージを広告に活用すれば成功するという雰囲気ができ、全体的な広告業界の不況にも関わらず、成宥利に対するラブコールは殺到し続けている。

 成宥利側は「現在『千年之愛』の撮影スケジュールが詰まっており、成宥利の健康状態も思わしくないことから、無理なCM契約は推進しない方針」としながら、「ドラマの撮影が終われば、本格的な契約手続きを進める」としている。

 成宥利は20本あまりのシナリオを検討しており、「『千年之愛』のイメージが強すぎるため、直ぐに他のドラマや映画に出演することは逆効果を生む可能性がある」といった周囲の助言で、当面はMBCテレビの『セクションTV芸能通信』の司会に活動を絞り、しばらくは充電期間を取る予定だ。

スポーツ朝鮮/ソン・ウォンソプ記者
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