16日に封切られた映画『ワイルドカード』が、3日間で30万人の全国観客動員数を記録した。
全国180の映画館(ソウル48館)で公開された『ワイルドカード』は、公開初週末の観客動員に成功し、『殺人の追憶』に続いて2位につけた。
週末2日間のソウルの観客動員数は約7万9000人。同期間に約12万8000人を動員した『殺人の追憶』よりは約5万人少ないが、スクリーン数が13である点を考慮するとシェア率は高くなる。地方での健闘や、座席シェアと観客数が増加傾向にあるのが追い風になっている。
『ワイルドカード』の大ヒットに合わせて俳優たちも忙しい。
主演の鄭進永(チョン・ジニョン)、ヤン・ドングン、ハン・チェヨンらは、公開日の16日から3日間、ソウルや釜山(プサン)で舞台あいさつを行う熱心さで、プロモーション活動に全力を注いでいる。
17日には鐘路(チョンノ)の映画館街で俳優と観客が映画のヒットを祈願して「ワイルドカード万歳!」と万歳三唱をする場面も見られた。