「朝の大地に陽が上り、眠っていた生命を呼び覚ます時に…」
日本で活躍中のBoA(本名:クォン・ボア/17)が、24、25の両日にソウル市庁前広場一帯で開催される「Hi Seoulフェスティバル」でソウルをテーマにした曲を歌う。
BoAはソウル市の広報テーマ「Hi Seoul」をテーマに歌った『ソウルの光(The Lights of Seoul)』を25日午後4時20分から市庁前広場で行われるフェスティバルの舞台で披露する。
この曲は今月末にリリースされるBoAの3rdアルバムに収録される予定だ。BoAは今年2月、ソウル市の広報大使に任命され、ソウルをテーマにした曲を作ってきた。
今までにソウルを歌った曲はパティ・キムの『ソウルの賛歌』、玄仁(ヒョンイン)の『ラッキーソウル』、趙容弼(チョー・ヨンピル)の『ソウルソウルソウル』などがあったが、市がアーチストに直接、ソウルを歌った曲を依頼したのは今回が初めだとソウル市側が明らかにした。
作曲を務めた作曲家のホン・ソク、ファン・ソンジェの両氏は「ディスコを基調にしたリズムにファンクとロックを結合した『ソウルの光』は、新世代の感覚に合った軽快なダンスナンバー」としながら、「何よりもBoAの歌唱力が素晴らしい」と語った。
「Hi Seoul 輝く夢を追って過ぎ行く明日は眩しい/あの輝く美しい日差しのように」というリフレーンは、ソウルの未来と希望を表しているという。
『ソウルの光』は韓国語だけではなく英語バージョンでも作られ、外国人も一緒に歌えるようにした。BoAが所属する「SMエンターテインメント」は「北東アジア地域の中心都市を目指すソウルの躍動感と開放感を表現した」としながら、「ソウル市民と世界の人々が一緒に歌えたら」とした。
BoAは本紙との書面インタビューを通じて「京畿(キョンギ)道で生まれたが、歌手として活動をしながらずっとソウルに住んでおり、ソウルは第2の故郷だと思っている。世界のさまざまな国に行って見たが、心の故郷であるソウルが最も親しみがあって温かい」と語った。
BoAは「アーチストとしての小さな希望だが、ソウルにコンサート専用ホールができればと思う」と付け加えた。
「私の歌う『ソウルの光』が、市民に親しまれる歌として残ればと思います。
さらには世界の中のソウルを広く知らせることにも役立てれば幸いです」