映画『太極旗を翻し』撮影現場が日本観光客に大人気

 日本でも大ヒットを収めた映画『シュリ』の姜帝圭(カン・ジェギュ)監督が演出を手掛ける新作映画『太極旗を翻して』の撮影現場が、日本で観光商品として人気を集めている。

 日本の旅行会社「近畿日本ツーリスト」と日本のケーブルテレビ局「KNTV」は最近、『太極旗を翻して』の撮影現場への訪問を中心としたパッケージツアーを組んで参加者を募集したが、100人の募集に4000人が集まる盛況のため、主催側は募集人数を400人に増やした。

 撮影中の韓国映画が海外で高い関心を集め、観光コースとなったのは今回が初めてだ。

 今回のパッケージツアーは、22日に入国、23日に『太極旗を翻して』の撮影地である慶州(キョンジュ)を訪問、現場を見学後に姜監督の他、張東健(チャン・ドンゴン)、ウォン・ビンなどの主演俳優らと記念撮影をする。

 『太極旗を翻して』は韓国戦争当時、戦禍に巻き込まれる兄弟の話を描いた作品で、130億ウォンの制作費が投じられた大作だ。現在、約2割の撮影を終えた状態で、来年1月頃の公開を予定している。

李東振(イ・ドンジン)記者
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