ヒット街道を独走中の映画『殺人の追憶』が、続々と特別試写会を開いて話題を集めている。
映画制作の見本になった強力班(殺人、強盗などの捜査を担当する部署)の刑事たちに対する感謝の意を表すために制作陣が開いた「特別試写会」は、口コミと共に再度開催され、検事や判事、司法修習生なども映画を鑑賞した。
この他にも今月10日にはソウル地方警察庁で試写会が行われ、24日には国会行政自治委員の映画同好会「シンシネ」の主催で国会試写会が行われる予定だ。
警察の幹部らは「検挙に失敗した事件を反面教師にして刺激を受けよう」という意味で、国会議員らは「国民的な関心を集めている映画の感動を共有するため」という趣旨で試写会を企画したという。
『殺人の追憶』は映画界のみならず、テレビやインターネット上でも爆発的な関心を集めている。
各追跡番組は実際に起きた事件を扱った企画を準備中で、『殺人の追憶』のホームページや各種芸能サイトには「真犯人を捕まえるべきだ」という意見が溢れ返っている。