李炳憲の自宅前で40代の女性ストーカー騒ぎ

 トップスターの李炳憲(イ・ビョンホン)に「一緒に暮らしてほしい」と迫る正体不明の女性が登場、騒ぎとなった。

 目撃者によれば、正体不明のこの女性は7日午後3時ごろ、京畿(キョンギ)道・広州(クァンジュ)市の郊外に住んでいる李炳憲の田園住宅の前に小型トラック1台分の荷物を持って現われた。

 この女性は雨が降る中、荷物を山積みしたまま、「家の中に入れてくれ」と門を叩き始めた。しばらくして、家の中にいた李炳憲の母と妹の李ウンヒが外に出て彼女を説得したが、頑として言うことを聞かなかった。

 家族らはこの女性が引越しのトラックを帰した後も、引き続き帰る気配を見せないと付近のオポ派出所に通報したが、家の中で起きたことでないため、警察も手をつけられなかった。警察が「通報が入ったから、家に帰りなさい」と言うと、「被害を与えるつもりなどない。ただ、李炳憲に一度会いたいだけ」と主張した。

 警察も騒ぎを起こしたり、実質的な脅威をしたわけではなかったため、これといって対応のしようがなかったと説明した。

 李炳憲はこの時間、建築家の李チャンハ氏の出版記念会に出席するため、ソウルに行っており、家にいなかった。その後も家の前をうろついていたこの女性は夕方、荷物をビニールで覆い、李炳憲の家の車庫前に積み上げた後、姿を消した。

 取材班が到着した時も、この荷物はそのまま放置されていた。荷物の中には女性誌と共に、アイロンなど生活用品、中型のトランクと箱10個あまり、人形や本棚などもあった。また、SBSテレビのドラマ『オールイン』を録画したものと思われるビデオテープが見つかり、李炳憲のファンであることを伺わせた。

 一方、通報を受けたオポ派出所側は8日、「確認の結果、この女性40代の主婦で、家族と連絡が取れたため、家族に身柄を引き渡した。8日午前、李炳憲の家の前にあった荷物も全部持って帰ったという知らせがあった」と明らかにした。

 李炳憲側は「この女性の夫から謝罪を受けた。問題の女性は自らを記憶喪失症があると言っており、特に雨の降る日は異常な行動をすると聞いた」と伝えた。

スポーツ朝鮮/広州=ソン・ウォンソプ記者
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