『殺人の追憶』が一気に観客動員100万を突破した。
宋康昊(ソン・ガンホ)、金サンギョン主演で、華城(ファソン)で起きた連続殺人事件を素材にして話題を集めている映画『殺人の追憶』(監督:ポン・ジュンホ、製作:サイダス)は、公開から9日目の3日、全国で観客113万人を動員した。
『殺人の追憶』は公開から2週間目でスクリーン数を10あまり増やしている上、あまり映画館に足を運ばない30代の観客からも好評を得ているため、興行は長引く見通しだ。
特に、“田舎刑事”扮した宋康昊と“ソウル刑事”扮した金サンギョンのコンビは、ネチズンから「映画史上最高の捜査コンビ」という絶頂の評価を受けながら、興行に拍車をかけている。
このような勢いからすれば、今月内に全国300万人動員は問題ないというのが関係者らの分析。
製作会社のサイダスのノ・ジョンユン理事は「観客の年齢幅が広い上、5月には休日が多いことから、興行は加速化する見通し」と話した。
一方、インターネット映画前売り券サイトである「マックスムービ」が実施した最終スコアを当てるアンケート調査によれば、「『殺人の追憶』が全国500万人以上の観客を動員するだろう」と答えたネチズンは46%に達した。
韓国映画史上、最多観客を動員した映画は『友へ/チング』の800万人で、『JSA』は640万人を記録している。