ウォン・ビンの所属事務所、「陰謀説」に法的対処

 俳優のウォン・ビンが「陰謀説」を提起し、これについて積極対応する事にした。ウォン・ビンの所属事務所「JMライン」のチョン・ウンチョル代表は22日午前、「ウォン・ビンを殺害しようとしている人物がいる。この人物の口からすべてのデマが広がっている。警察に正式に届け出てウォン・ビンを保護する」と怒りを露にした。

 チョン代表は対策会議を経て23日頃に記者会見を開き、今までにウォン・ビンと関連して流された一連のデマなどについて項目別に公開し、法的措置に乗り出すと発表をする予定だ。

 ウォン・ビン側が提起する3つの陰謀説は「大学卒業問題」、「スキャンダル」、「麻薬調査」。

 卒業問題は今年の初めに浮上した。ウォン・ビンが在籍する龍仁(ヨンイン)大学の校内掲示板に「芸能人を特別扱いして卒業させるのは不当だ」という要旨の印刷物が貼り出され、これがウォン・ビンを指すものだというデマが流れ、ウォン・ビンは辛い経験をした。

 また女性Hさんとの熱愛説が広まったと思ったら、ついには最近、捜査官から「情報が入った」という理由で麻薬検査まで受けた。

 こうしたデマに対して徹底対応する構えのJMラインは、ソウル江南(カンナム)警察署の担当警察官に情報提供の経緯を公開することを要請した。

 すでに警察官が麻薬調査に取り掛かる直前に熱愛説を取材した女性月刊誌の記者が、ウォン・ビンの自宅を訪問したという点を根拠に、ある人物が持続的かつ故意的に陰湿なデマを流している以外ありえないと分析している。

 もちろん、すべてのデマとウォン・ビンは、まったく無関係だということを前提にしている。

 チョン・ウンチョル代表は「実名を公開することはできないが、おおよその見当はついている。捜査が正式に始まれば、すべてが明らかになるはずだ。デマを流し、広めている人間に対しても法的対応をする」と明らかにした。

スポーツ朝鮮/李ユヒョン記者
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