映画会社の「シオリ・エンターテインメント」は18日、「李ドゥヨン監督の映画『アリラン』の南北同時公開を朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)側と合意した」と明らかにした。
このため、同社の李チョルミン代表らが22日に訪朝し、北朝鮮側と同時公開日を協議する予定だ。
訪問団は朝鮮アジア太平洋平和委員会の李ジョンヒョク副委員長など北側の関係者と会い、現在暫定的に決定している国内公開日の5月23日に同時公開できるよう、具体的に協議する。
李ドゥヨン監督の『アリラン』は、羅雲奎(ナ・ウンギュ)の生誕100周年を記念して、羅の代表作である『アリラン』をリメークした作品だ。
原作の雰囲気を活かすために無声映画のスタイルで撮影され、俳優の崔周鳳(チェ・チュボン)が弁士として参加し、録音をすべて終わらせた。
日本の植民地支配に対抗した民族映画として高く評価されている羅雲奎監督の『アリラン』は、日本の植民地統治下で拷問され、発狂した人物を描いている。