人気デュオ「ブラウンアイズ」のユンゴンとナオルがついに決別した。
ユンゴンは16日、ブラウンアイズの解散を宣言し、所属事務所のカプエンターテインメントに専属契約の解約を求める訴訟をソウル地方裁判所に起こした。
ユンゴンは2000年11月に3年契約を交わし、満了までに7カ月が残った状態。
ユンゴンは「これまでに所属事務所から一方的に不利益を被った」としながら、「3回にわたって内容証明を送ったが改善されず、今回訴訟に踏み切った」と明らかにした。
『もう1年』、『段々』、『彼女が僕を見てる』など、ブラウンアイズのヒット曲のほとんどを作詞、作曲し、ボーカルやプロデュースを務めるなど、ブラウンアイズのブレイクに重要な役割を果たしたにもかかわらず、音楽的な部分で所属事務所の独断的な措置のために、ミュージシャンとしてのプライドに傷がついたというのがユンゴンの言い分だ。
さらにナオルが5月から活動予定の「Brown Eyed Soul」というグループを結成し、独自の活動をすることも影響を及ぼしたという。
ユンゴンの代理人を務める崔宰源(チェ・ジェウォン)弁護士は「所属事務所側の明白な契約不履行がある」としながら、「今まで対話で解決しようとしたが、解決が見込めなかったので訴訟に至った」と述べた。
これについてカプエンターテインメントは「ユンゴン側は印税支給を怠ったと言うが、まったく事実ではない。アルバム市場自体が停滞し、少し遅れて支給しただけ」と反論した。
また、カプエンターテインメントは「ユンゴンをブラウンアイズから脱退させることにした」としながら、「米国の著名プロデューサーのアール・ケリーなどが参加するブラウンアイズの3rdアルバムは、11月にリリース予定で、ナオル以外に他のメンバーを迎えるかは未定」と付け加えた。