Positionのイム・ジェウクが、平和のメッセンジャーとして朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)を訪問する。
最近、北朝鮮の武装スパイの話を扱ったミュージックビデオ『デスペラード』で話題のPositionが、5月に平壌(ピョンヤン)を直接訪問し、韓半島の平和維持祈願コンサートを提案する。
Positionの所属事務所「GM企画」の金グァンス本部長は「当初、ミュージックビデオを企画した時より、もっと感動的だという評価を受けたうえに、北朝鮮の核問題が浮上している中でイラク戦争が勃発し、韓半島の平和のために少しの力にでもなればと思った」と主旨を説明した。
金本部長はまた「Positionと共に北朝鮮訪問を具体的に進めている」としながら、「現在オンエア中のミュージックビデオの未収録部分を追加し、新たに9分に再編集して北朝鮮に送る計画」と説明した。
GM側は北側の最高指導者レベルとの面談を実現させるために、政府関係者と緊密に接触している状態だ。
一方、Positionのイム・ジェウクは北朝鮮訪問期間中に「韓半島の平和維持のためのコンサート」の共同開催を提案する計画だ。
Positionの『デスペラード』のミュージックビデオは、4億5000万ウォンの制作費を投じた大作。1973年に起こった北朝鮮の武装スパイ侵入事件をモチーフにした作iだ。
人気タレントのハン・ウンジョン、ホ・ジュンホ、朴ジュンギュが出演、北に帰還する途中の北朝鮮の武装スパイと山里の少女との純粋な愛情を描き「南北和解」のメッセージを伝えている。