ウォン・ビンが中国大陸へ本格進出

 ウォン・ビンが中国大陸に進出する。

  韓流熱風(韓国ブーム)を巻き起こした『秋の童話』に主演したウォン・ビンが、来月から中国進出のための本格的な準備に取り掛かる。

 その第一弾としてウォン・ビンの所属事務所「JMライン」は最近、中国に150の協力社を擁する「中国メディアテレビ」と広告エージェンシー契約を交わし、来月中にはウォン・ビンがプロモーションのために中国を訪問する。

 これと共にウォン・ビンは世界的な巨匠、チェン・カイゴー監督の映画にも出演することを約束した。

 当初ウォン・ビンは、チェン・カイゴー監督が総制作指揮を担当し、『英雄』のチャン・イーモウ監督が芸術監督を務める映画『ジャスミンの花が咲く頃』に主演のチャン・ツィイーのパートナーとして出演オファーを受けた。

 しかし現在、姜帝圭(カン・ジェギュ)監督の映画『太極旗を翻して』の地方ロケで多忙なため、スケジュール的に出演は難しい状況だ。

 その代わりにエーシェンシーを通じてチェン・カイゴー監督の次期作品への出演を約束し、「世界的な俳優」へのステップアップの手掛かりをつかんだ。

 『さらば、わが愛』をはじめ、最近では映画『北京ヴァイオリン』で韓国のファンにもお馴染みのチェン・カイゴー監督は『ジャスミンの花が咲く頃』の前にも一度、出演のラブコールを送ったことがあり、ウォン・ビンを高く評価している。

 ウォン・ビンの日本での活動においても、日本のソニープロダクションと活発に協議を重ねているJMラインは、ウォン・ビンがアジアはもちろん、世界的なスターに成長するための最大の支援を惜しまない方針だ。

 『秋の童話』でアジアのスターの仲間入りを果たしたウォン・ビンは、これまでドラマや映画には出演していなかった。

スポーツ朝鮮/李ユヒョン記者
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