映画『狐階段』のキャスティングが決定

 『女子高怪談』の主人公が決まった。

 ソン・ジヒョ(21)、朴ハンビョル(18)、チョ・アン(20)、朴チヨン(22)の4人は最近、『女子高怪談』の第3作目にあたる『狐階段』(監督:ユン・ジェヨン、制作:シネ2000)にキャスティングされた。

 忠武路(チュンムロ/韓国映画の中心地)では「『女子高怪談』に出演すればスターの亡霊に取り付かれる」と噂されるほどに、これまで『女子高怪談』は新人スターの登竜門と言われてきた。

 第1作の金ギュリ、朴ジニ、チェ・ガンヒはもちろん、第2作の朴イェジン、コン・ヒョジン、金ミンソンなどが『女子高怪談』でファンに恐怖をプレゼントし、人気を得た。

 『狐階段』は昇るごとに数が変わる「階段の怪談」と、女子高生たちの「おまじない」という迷信行為をモチーフにした映画だ。

 3カ月間に及ぶオーディションに3000人もの志願者が殺到し、異彩を放った。

 李スヨンの3rdアルバムの曲『そして愛して』とJTLの1stアルバム『ジャスト・セイ・グッバイ』のミュージックビデオに登場したソン・ジヒョは、GM大宇(テウ)自動車の「カロス」とLGテレコム「khai」の専属モデルとして活躍したCMスター。親友に勝つという欲望にかられ、狐階段の呪いをかける。

 シン・スンフンのミュージックビデオをはじめ、ジョンソン・アンド・ジョンソンなどのCMモデルとして10代の間で人気の朴ハンビョルは、ソン・ジヒョの嫉妬心を煽る舞踊クラブのトップ・バレリーナ役を演じる。

 映画『鳥肌』やドラマ『ニューノンストップ』、『黄金馬車』などに出演し、ラミ化粧品の専属モデルとして元気なイメージをアピールしてきたチョ・アンは、美術クラブでいじめに遭う悪役を演じる。

 チョ・アンをいじめる美術クラブ員には、多くの映画に出演しながらも主役を演じる機会に恵まれなかった朴チヨンが選ばれ、ついに幸運を勝ち取った。

スポーツ朝鮮/李ユヒョン記者
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