『極道の妻』の申恩慶(シン・ウンギョン)が、『英雄』のマギー・チャンと共演する。
舞台は申恩慶が主演し、29日にクランクインする映画『極道の妻2-帰って来た伝説』で、マギー・チャンは『極道の妻』の崔民秀(チェ・ミンス)のようにラストシーンに登場して映画を最高潮に導き、続編を暗示する役を担う。
本来この役はチャン・ツィイーが有力視されていたが、チェン・カイコー監督の『ジャスミンの花が咲く頃』の撮影のために韓国映画への出演が難しくなった。
そこで『極道の妻2』側は15日、マギー・チャンに『極道の妻2』への出演をオファーし、これに対してマギー・チャンは最近、「出演に前向き」であるという回答をした。
マギー・チャンが『極道の妻2』に出演した場合、申恩慶と共にアジア全域での公開を念頭に制作が確定している『極道の妻3』の二人の主人公にもなる。そのためマギー・チャンとチャン・ツィイーが『極道の妻2』の出演を自ら要望しているわけだ。
こうした出演管理は『極道の妻2』の投資会社のうちの一社「ソウルムービー」が担当しており、中国側の投資会社の「チャイナフィルム」傘下の「第4フィルムプロダクション」は、「マギー・チャンとチャン・ツィイーのどちらか一方の出演は100%確実」と言い切っている。
ソウルムービースペースのハン・ギョンウ代表取締役は24日、「アジア全域での公開が予定されているため、ワールドスターの面々が関心を寄せている」としながら、「今のところ『極道の妻2』のシナリオは、マギー・チャンから良い反応を得ている」と語った。
『極道の妻2』は記憶を失った申恩慶(チャ・ウンジン役)が、中華料理店で働きながら起こるハプニングをコミカルに描いた映画で、『家門の栄光』のチョン・フンスン監督がメガホンを取り、9月5日にアジア全域で同時公開される。