20日、イラク戦の開戦とともに、地上波テレビ3社も熾烈な視聴率競争に取り掛かった。KBS、MBC、SBSテレビの3社は、同日午前、イラク戦の開戦と共に緊急体制に転換し、本格的な戦争報道に突入した。
この日午前11時40分頃、米CNNテレビが「イラクのバグダッドで空襲警報と対空砲火の砲声が聞こえた」と報じると、3社は一斉にイラク戦の特別報道体制に突入、イラク情勢を伝えた。各社はイラクのバグダッド市内をはじめ、イラクの主要都市やブッシュ米大統領のイラクへの宣戦布告を伝えるCNNの画面を中心に、イラク戦の状況を伝えた。
KBSテレビはこの日午後、通常の番組を中断し、イラク戦の報道を続けた。 KBS第1テレビは20日、24時間放送を行った。KBSは今月17日、バグダッドに派遣した取材陣の4人をヨルダンのアンマンに撤収させた。代わりにクウェートとカタールのドーハ等に取材記者3人とカメラ記者6人を配置した。
MBCテレビも午後9時の『ニュースデスク』の時間までイラク戦の状況を伝えた。バグダッドに派遣されていた李ジンスク特派員は、現在ヨルダンのアンマンに撤収した状態。クウェートに記者3人、カタールの米軍司令部に記者1人を派遣している。
SBSテレビは午後4時まで特別ニュースを続けたが、バグダッドでの戦況が小康状態にあると判断し、通常通りの放送を続けた。SBSはしかし、状況次第で、直ちに速報体制に突入する計画だ。SBSは3人の記者とカメラ記者6人がクウェート、ヨルダンのアンマン、米海軍キティホーク空母の艦上から現地の状況を伝えている。