バラードの女王、李スヨンがファンに短い別れを告げた。
4thアルバム『ラララ』と『借り』に続き、4.5スペシャルアルバムの収録曲『グッバイ』で3曲連続1位達成の偉業を成し遂げた李スヨンが、今月初めに4thアルバム活動を終えた。
毎日深夜0時から、生放送でパーソナリティーを務めていたMBCラジオ『李スヨンの感性時代』も、UNのチェ・ジョンウォンにバトンを渡した。
同時間帯の聴取率1位を誇った番組だけに、李スヨンの番組降板を惜しむファンも多かった。
番組のホームページと「李スヨンドットコム」の掲示板には、「今回のアルバム活動は終えても、番組を続けることができないのか」といった内容の書き込みが1万5000件以も寄せられ、最終回の生放送を聞くためにインターネット放送に同時接続したリスナーによって、サーバーがダウンする事態も発生した。
李スヨンも最後まで感情を抑え切れず、放送中に泣き崩れてしまい、スタッフやリスナーの涙を誘った。
「4thアルバムに続いて4.5アルバムを出した今がアーチストとしても個人としてもピークに達した時期ではないかと思う。ファンとの触れ合いをいつよりも深めることができて幸せだったし、ラジオのパーソナリティを通じて出会った多くのゲストやスタッフのことは一生の思い出になるだろう」と明らかにした李スヨンの最終回の放送に対する感想は、リスナーをさらに涙させた。
50万枚のセールスを軽く突破した4thアルバムに続き、最近リリースされた4.5スペシャルアルバムまで大ヒットさせた李スヨンは、今月末、日本に向かう予定だ。今回の日本訪問では「江戸開幕400周年記念公演」への参加と共に、日本進出を視野に本格始動する計画だ。
李スヨンは「今回のすべての活動が終わっただけに、今まで観られなかった映画も観て、行きたかった公演にも行ったりして、徹底的に一人だけの時間を楽しみたい」としながら、「秋頃には5thアルバムと共にファンの元に帰って来る」と語った。