フランスで画家として活動している金寅中(キム・インジュン)神父が、ソウル・イエメク画廊(02-720-9912)で障害者共同体を支援するための作品展(6日~12日)を開いている。
金神父は「昨年訪問した京畿(キョンギ)道・高陽(コヤン)市のヘネム共同体を支援するため、展示会を開いた」とし、「ここは障害者55人が一緒に生活しているところ」と紹介した。
金神父は「販売が円滑に行われるよう、小品(50センチ×50センチ未満)40点だけを展示している」とし、「特に、四旬節の意味をかみ締めるため、40点を展示することになった」とした。
また、「集められた収益金全額は障害者の自立のために使われる」とし、この展示会が障害者に対する関心を喚起させるきっかけとなってくれることを期待すると話した。
金神父はソウル大学美術大学を卒業後、1974年に神父になった。現在フランスのパリに滞在しており、ドイツ、スイス、イタリアなど欧州と米国、日本などで展示会を開いている。