KBS公社創立30周年記念ドキュメンタリー

 KBSが公社創立30周年を迎え、2本の特集ドキュメンタリーを放送する。自然ドキュメンタリー『鳳巌(ポンアム)寺の森』とHDテレビ向けに制作した5回シリーズ『音』だ。『鳳巌寺の森』は5日午後10時から、『音』は5~14日の午前零時から放送される。

▲鳳巌寺の森=過去20年間閉ざされてきた慶尚(キョンサン)北道・聞慶(ムンギョン)の鳳巌寺の門が開かれた。鳳巌寺は僧侶たちの参禅の場所として、これまで一般の人々の立ち入りを禁じてきた寺。

 性徹(ソンチョル)、慧菴(ヘアム)、法伝(ポプチョン)僧侶らもここで出家した。制作陣は人と無数の生命が共に暮す鳳巌寺を1年間取材した。

 鳳巌寺で僧侶たちが参禅に没頭していると、軒下ではフクロウが涼み、ヒキガエルが僧侶の履き物の中で雨を避ける。手の加えられていない鳳巌寺の森には、クマゲラ、フクロウ、オオコノハズクなどの野生動物が暮らしている。

 制作陣は撮影途中にオシドリが他のオシドリの巣に卵を生む姿も捉えた。国楽の雰囲気に溢れたBGMの作曲は、金秀哲(キム・スチョル)氏が担当した。演出のシン・ドンマン・プロデューサーは「ゆったりと落ち着いた美学を感じさせる鳳巌寺の森を叙事的な映像で描写した」と語った。

▲音=『国楽フェスティバル』などを制作した国楽専門のプロデューサーが、6カ月間にわたって全国の巫子、妓女、芸人など、一生を「音」に捧げた名人たちを追った。

 シッキムグッ(家の安泰・人の幸運や病気の快癒を祈り、巫女に歌い踊らせて神を喜ばせるシャーマニズムの儀式(グッ)の一種)の大家、チェ・ジョンレ氏(78)は、珍島(チンド)グッをそのまま継承した最後の巫女だ。チェ氏は1952年、荷衣(ハイ)島を出て、祖母の故郷である珍島で育った。

 白い帽子を被ったチェ氏は、あの世の獅子を慰める獅子像の餅を下げ、見物人に食べさせ、長い帝釋(チェソク)グッを行う。チェ氏がグッを行う最中、夫のハム・インチョン氏は銅鑼を打ち、甥のカン・ジョンテ氏はチャンゴを打つ。

 西道(ソド)ソリ最後の巨頭であるハン・スンホ氏(80)は、一生を「光州(クァンジュ)版西便制」と呼ばれる金チェマン氏の音に捧げた。ハン氏の歌う『赤壁歌』は「私は赤壁江に火を放ちに行く」という話をそのまま聞き手の胸に響かせる。

朴ミンソン記者
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