チョ・ソンモが、元X-JAPANのYOSHIKIと共に、「グラミー賞」に向けた具体的なプロジェクトをスタートさせた。
チョ・ソンモはYOSHIKIから「米ロサンゼルスで音楽研修を受けないか」とのオファーを受け、6月から米国と韓国を往復しながら全米進出のための準備に入る。
今月1日、東京のNHKホールでNHKの創立50周年を記念して開かれたYOSHIKIのコンサートで共演したチョ・ソンモは、YOSHIKIから「U2のボノを凌ぐボーカル」と賛辞を受け、YOSHIKIと新プロジェクトをスタートさせることになった。
この日の公演でYOSHIKIはチョ・ソンモについて「私の曲を完璧に歌い上げる驚くべきボーカル」と評価し、公演後に楽屋で「グラミー賞を一緒に受賞しよう」とラブコールを送った。
YOSHIKIは「私はバイオリンをはじめピアノ、ドラム、ギター、ベースなど、弾けない楽器はなく、作曲もできるが、唯一ボーカルだけはマスターできなかった」としながら、「音楽的な夢を実現させる空間は、ポップス市場の本場といえる米国で、世界的なアーチストとして実力を認められる『グラミー賞』が目標」とチョ・ソンモに伝えた。
またYOSHIKIは「音楽活動をするためにロサンゼルスに自宅も用意してある」としながら、「グラミー進出のためのプロジェクトに参加してほしい」とオファーした。
チョ・ソンモはYOSHIKIのこうしたオファーを快諾し、5thアルバムの活動が終わる6月頃にロサンゼルスに向かい、YOSHIKIの音楽パートナーとして研修を受けることにした。
チョ・ソンモは語学研修をはじめ、ニューアルバムの構想や2005年に日本で開催される万博の記念アルバムの作業をYOSHIKIと共に行う計画。
チョ・ソンモは来月初めにリリースされる自身の5thアルバムに、YOSHIKIが作曲したバラード『君だけに』を収録、YOSHIKIとの特別な友情をアピールしている。