新旧実力派の女性ボーカリストの2人が、それぞれベストアルバムを発表した。クォン・ジンウォンのベスト『私の歌』と李スヨンのベスト『スイート・ホリデー・イン・ロンボク』だ。
グループ「歌を探す人々」出身でシンガーソングライターのクォン・ジンウォンは、今年でソロ活動10年目を迎えた。これまで5枚のアルバムをリリースしたクォン・ジンウォンは、2000年に「ライブ公演100回」という記録を打ちたてた。
ベストアルバムには『ハッピーバースデー・トゥ・ユー』、『暮らしてみると』、『北の青い鳥』、『黄色い風船』など、ヒット曲の数々が収録されている。フランスのセルジュ・ゲンズブールの曲をカバーした『私の歌』をはじめ、『祝福』、『土曜日』などの新曲3曲でも魅力的な歌声を披露している。
4枚のアルバムすべてをヒットさせた李スヨンは、2枚組のCDにヒット曲と新曲3曲を収録した。『ラララ』、『グッバイ・マイ・ラブ』など、哀愁のメロディーで一杯だ。
李スヨンは、日本のグループ「Zard」のヒット曲『GOOD DAY』のタイトルを『Good-bye』に変えてカバーし、哀愁漂うまったく新しい曲に変身させている。3rdアルバムに収録された『Farewell blues』を編曲した『Farewell blues2』、『それでも』の3曲を2枚目のCDに収録した。
また、昨年行われたコンサートの模様と、インドネシアのロンボクで撮影したミュージックビデオのメイキングシーンを収録したVCDも付録で付いている。