ソル・ビッ・ビョル一家にとっては「世の中」が学校だ。1年という期間を決めて世界各地を旅しながら学ぶ家族の旅行記『ソル・ビッ・ビョル一家の世界旅行』が、毎週火曜日午後1時から衛星放送の「旅行レジャーテレビ(スカイライフ711ch)」で1年間にわたって放映される。
チョ・ヨンホ(46)、ノ・ミョンヒ(41)さん夫妻とイェソル(15)、双子のハンビッ(14)、ハンビョルの5人家族のユニークな世界一周旅行は、今回で2回目。
1997年8月から1年間に27カ国を訪問したのに続き、昨年11月からニュージーランド、オーストラリアを皮切りにブラジル、パラグアイ、キューバ、米国、ギリシア、ケニア、インド、ベトナムなどの40カ国を1年間で一周する予定だ。
先月21日にスタートした『ソル・ビッ・ビョル一家の…』は、来年1月まで、一家の2度目の世界一周旅行を放送する。
番組はソル・ビッ・ビョルの三姉妹が、カメラ2台を使って直接撮影、レポート、インタビューした内容を編集したもの。
思春期の娘たちの争い、旅行中に遭った盗難事故、意思疎通の問題がもたらす家族の葛藤など、ありのままの姿を紹介し、毎回『ユースホステルに泊まる方法』、『ハンビョルが友達に会う』などの3～4のテーマで構成されている。
形式は「ホームビデオ」だが、舞台は「世界」で、観光地を紹介するというよりは「家族史」を扱ったヒューマンドキュメンタリーといえる。
旅行レジャーテレビの李デジョン・プロデューサーは「家族愛と旅の意味をありのまま見せ、枠にとらわれた教育の現実から脱して、世の中を観察する教育について考えるきっかけになれば」と語った。
一家の旅行記は「トラベル朝鮮(travel.chosun.com)」の『ソル・ビッ・ビョルの世界旅行記』でも見られる。