似たもの同士の韓日スター ユン・ソナとユミン

 「運命か偶然か?」

 ユン・ソナとユミン(笛木優子)。主な活動舞台が異国である日本と韓国という点、同じようなコースを歩んで人気街道を駆け抜けていることまで同じだ。

 良く見れば顔も姉妹のようだ。身長163センチ、47キロのスレンダーなボディも合わせたかのように似ている。性格も本当にそっくりだ。

   玄海灘はユン・ソナが1年先に渡った。2000年秋、NHKのドラマ『もう一度キス』に主演し、韓国人としては日本のドラマ出演第1号となった。

 その後、ユン・ソナはフジテレビのドラマ『ファイティングガール』や日本テレビの『ナイトホスピタル』などに相次いでキャスティングされ、日本列島で人気を集めた。

 問題は日本語の実力。あいさつ程度しかできなかったユン・ソナは、新宿で一人暮らしをしながら日本語をマスターした。

 そして昨年3月からは、NHKの『日本語講座』の司会まで務めるようになった。韓半島を熱くしたサッカー・ワールドカップ韓日大会の際は、韓国からのニュースを日本のお茶の間にしっかりと伝え、日本の日清食品「日清ラ王」のCM出演に続き、最近では超VIP待遇を受けてライオンのシャンプーCMモデルにも抜擢された。


 ユン・ソナよりちょうど1年後の2001年秋に玄海灘を渡ったユミンは、ソウル市・江南(カンナム)にある24坪のワンルームマンションで一人暮らしを始めた。

 初のドラマ出演は2001年11月、MBCテレビのドラマ『我が家』。日本人として初めて韓国のドラマにレギュラー出演した。笑うとえくぼが可愛らしい純粋なルックスが魅力のポイントだった。

 MBCテレビの『カン・ホドンの天生縁分』で多くの独身芸能人をやきもきさせたユミンは、昨年末に起こった「ポルノ騒動」でさらに顔が売れた。

 日本で撮影された映画『新・雪国』のベッドシーンがポルノと合成されインターネット上に広まったからだ。この時ユミンは、最初から映画の元フィルムを公開し、迅速かつ慎重に対処して深い印象を残した。

 SBSテレビの人気ドラマ『オールイン』に出演中のユミンは、9日、SBS『生放送人気歌謡』の司会者としてデビューする。ユン・ソナと同じくシャンプー(太平洋デントラル)のモデルとして、他にも東洋製菓など4社のCMに出演している。

 また3月からは日本で自分と似た道を歩んできたユン・ソナの後を引き継いでNHK『ハングル講座』の司会を務める予定だ。

 ユミンとユン・ソナは、これまで一度も会う機会はなかった。しかし、お互いについては耳が痛くなるほど聞いる。「鏡を見ているみたいにそっくり」と言う二人は、まるで前世が同じだったかのように特別な仲だ。

スポーツ朝鮮/李ユヒョン記者
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