朴チャンオク監督の『嫉妬は私の力』が、2日に閉幕した「第32回ロッテルダム映画祭」でタイガー賞を受賞した。タイガー賞は第1作か第2作の作品を作った新人監督に授与されるロッテルダム映画祭最高の賞だ。
『嫉妬は私の力』はラリーサ・サジーロワ(ロシア)の『With Love. Lilya』、サンティアゴ・ローザ(アルゼンチン)の『Strange』と共同受賞した。韓国映画がタイガー賞を受賞したのは、1997年の洪尚秀(ホン・サンス)監督の『豚が井戸に落ちた日』に続き二回目だ。
『嫉妬は私の力』は同じ男に二度も恋人を奪われそうになった青年の話を描いた作品。審査委員団は「人間関係を考察する野心的な映画で、断固さと繊細さが調和をなす演出と俳優の演技アンサンブルが抜群」と選定理由を明らかにした。