サッカー韓国代表のフース・ヒディンク元監督が、新年のテレビCMを通じて韓国のファンと再会する。大韓教育保険生命は29日、「来年1月1日からヒディンク元監督をモデルにした新しいテレビCMを放映する計画」と明らかにした。
CMはヒディンク元監督が、ソウルワールドカップスタジアムで愛国歌(韓国国歌)をBGMに太極旗に向かって敬礼をしている姿を映し出している。CMでヒディンク元監督は「空ほどに、大地ほどに」というキャッチフレーズを韓国語で発音し、“大韓民国名誉国民”であることを立派に証明したという。
広告制作元の「KORAD」は、「強いカリスマ性よりも暖かい人間性を強調することに重点を置いた」と説明した。また、大韓教育保険生命は31日、ソウル市・光化門(クァンファムン)の社屋と全国7都市の地域本部にヒディンク元監督が韓服を着て新年のあいさつをする姿を写した大型の垂れ幕を掲げる予定だ。
大韓教育保険生命は今年9月、ヒディンク元監督と21億6000万ウォンの契約金で2年間の広告モデル契約を結んだ。