チョ・ソンモに70億ウォンの損賠訴訟の危機

 年明けにニューアルバムのリリースを控えているチョ・ソンモが、70億ウォンの訴訟に巻き込まれるなど歌手生活最大の危機に陥っている。

 チョ・ソンモとアルバム制作契約を結んだヘソンメディアは今月24日、「チョ・ソンモが契約期間内にアルバムを出さず、莫大な財産被害を被った」としながら、「約70億ウォンの損害賠償請求訴訟を起こす計画」と明らかにした。

 ヘソンメディアは「昨年10月、チョ・ソンモと契約金43億ウォンにアルバム2枚をリリースするという条件で契約したが、1年以上を過ぎたにも関わらずアルバムを出さないうえ、家族が必要以上に介入するなど損害を被った」と主張した。

 これについてチョ・ソンモの所属事務所は26日、「今年10月にニューアルバムのミュージックビデオまで完成させたが、ヘソンメディア側からタイトル曲の差し替えを要求され、リリースも来年2月か3月でも構わないと言われた」としながら、「むしろヘソンメディアの方が今年11月以降から連絡が途絶えた状態で、突然に訴訟計画を知らされて当惑している」と主張した。

 一方、チョ・ソンモはヘソンメディア側が訴状で「チョ・ソンモが今年春に麻薬服用の疑いで検察の調べを受けて会社のイメージに悪影響を与えた」と主張した事実が公開され、二重の打撃を受けている。

 25日に記者会見を自ら要望したチョ・ソンモは「当時、私だけではなく他の人々も調査を受け、無実で解決済みだ。今になってその話を持ち込まれて非常に残念」と語った。

韓賢祐(ハン・ヒョンウ)記者
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