パダが女性アーチスト最高額の20億ウォンで“ソロ転身”

 女性3人組の人気グループS.E.Sのパダが、女性アーチストとしては史上最高の契約金を得てソロに転身する。

 パダはMPエンターテインメントと今後、アルバム3枚、ベストアルバム1枚をリリースする条件で23日に専属契約を結んだ。

 契約金は20億ウォン。これはペク・チヨンが今年10月に2枚のアルバムと1枚のベストアルバムのリリースを条件に10億ウォンで契約したものや、李素羅(イ・ソラ)が同じ条件で昨年、7億ウォンで契約したのに比べ、遥かに多い“新記録”だ。

 もちろん昨年、チョ・ソンモが2枚のアルバムと1枚のベストアルバムのリリースを条件に得た36億ウォンよりは少ないが、相対的に男性アーチストに比べアルバムセールスなどの面で不利に評価されてきた女性アーチストとしては破格の額だ。

 パダは来年はじめ頃にソロアルバムをリリースする予定で、世界的なアーチスト、ジェニファー・ロペスのアルバム制作に参加した作曲家の参加も推進されている。

 張東健(チャン・ドンゴン)、高素栄(コ・ソヨン)らトップスターが所属する業界屈指の芸能プロダクション・MPエンターテインメントは、グローバルノウハウを基に、パダを韓国はもちろん日本、中国、台湾、香港などのアジアのスターに育てるという計画。

 日本の世界的な広告代理店「電通」が、パダの日本国内でのプロモーションを担当し、アジア全域を網羅する「キャッスル・イン・ザ・スカイ」が中国、香港、台湾などでのアルバムリリースとイベント企画を代行する。

 パダは「新人のつもりで活ョしたい」としながら、「これからはS.E.Sで見せたスタイルとは異なり、ソウルやR&Bジャンルで成熟した音を聴かせる」と語った。

 一方、パダがMPエンターテインメントと専属契約を結ぶことで、S.E.Sは解散する見込みとなった。

 ユージンはすでに再契約を諦め、メンバー3人のうちシューだけがSMエンターテインメントに残留することになった。

スポーツ朝鮮/金ホヨン記者
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