大統領選挙の真っ只中に明らかになった女優の崔真実(チェ・ジンシル/34)、チョ・ソンミン(29)夫妻の破局危機のニュースが、放送・広告各社はもちろん、ファンにまで大きな波紋を巻き起こしている。
MBCは崔真実と約120回のドラマ出演契約を残しているため、他の誰よりも神経を尖らせている。同局の金丞洙(キム・スンス)ドラマ局長は「前回のドラマの打ち上げの時には、まったくそんな気配はなかった」としながら、「ドラマのキャスティングは来年2月以降になるはずなので、もう少し見守る必要がありそうだ」と語った。
独身時代は“不動のCM女王”だった崔真実は現在、現代(ヒョンデ)海上、ファンソンジュ生食、KT(旧韓国通信)などのCMモデルとして活動中だ。二人の破局騒動が最終的に離婚につながった場合、崔真実は広告主の企業側から巨額の違約金を要求される可能性が高い。
通常、CMモデルの契約には「モデルが何らかの問題を起こして広告主の企業に悪影響を与えた場合、ギャランティーの返還はもちろん、2倍の違約金を支払う」といった内容が含まれているためだ。
広告代理店の関係者は「今回の騒動が一方の過ちなのか、双方の過ちかの状況を見守っている」としながら、「現在放映中のCM中断の可否を近々決定することになるだろう」と述べた。
一方、インターネット芸能サイトの掲示板には「妊娠中の女性になぜ離婚を要求することができるのか」とチョ・ソンミンを攻撃する意見と、「崔真実がどれほど我がままだったらこうなるのか」といった意見が対立している。