『猟奇的な彼女』の郭在容(クァク・ジェヨン/43)監督がハリウッドに進出する。
郭在容監督は最近、ロサンゼルスの映画演出エージェンシー「ブレントローズ」社と1年間の監督契約を締結した。ギャランティは未公開で、郭監督は自身が直接手掛けたシナリオ、またはブレントローズ社が提供するシナリオから選択し、ハリウッドで映画を制作する。
郭監督は現在、撮影追い込み中の映画『クラシック』の作業を終え、来年1月に渡米する予定だ。
今回の郭監督のハリウッド進出は、『猟奇的な彼女』の米国版プロデュースを務めた在米韓国人のロイ・リー氏の推薦によって実現した。
郭監督は「ハリウッドデビュー作として、ラブストーリーやロマンチックコメディーなどのジャンルを考えている。香港出身のジョン・ウー監督のようにアクション映画にも挑戦したい」と抱負を語った。
1989年に『雨降る日の水彩画』で映画デビューした郭監督は、『秋の旅行』に続いて全国で400万人の観客を動員した『猟奇的な彼女』を通じて興行監督としての地位を固めた。
また、李明世(イ・ミョンセ)監督もハリウッド進出のために米国滞在中で、来年は2人の韓国人監督がハリウッドで活躍する見込みだ。