第23回青龍映画賞、『酔画仙』の鄭一成監督が撮影賞

 12日午後8時から奨忠(チャンチュン)洞の国立劇場ヘオルム劇場で行われた第23回青龍(チョンリョン)映画賞の授賞式を前に発表された一部部門の審査結果、73歳の撮影監督、鄭一成(チョン・イルソン)氏が『酔画仙』(林権澤(イム・グォンテク)監督)で撮影賞を受賞した。

 スポーツ朝鮮主催-朝鮮日報、KBSの後援で開かれた今年の青龍映画賞で、『光復節特赦』のシナリオ作家、朴ジョンウ氏が脚本賞、『2009ロストメモリーズ』でコンピューターグラフィックを担当したチャン・ソンホ氏が技術賞の受賞者に選ばれた。最高興行賞は、チョン・フンスン監督の『家門の栄光』(テウォン・エンターテイメント制作)が受賞した。

 撮影賞を受賞した鄭一成・撮影監督は、この40年間、韓国映画の撮影現場で活躍し、91年の『開闢』、93年の『西便制』など、林権澤映画の撮影で過去にも青龍賞を受賞した。鄭氏は朝鮮の天才画家、張承業(チャン・スンオプ)の生涯を描いた『酔画仙』で、今回3度目の受賞となった。



 シナリオ作家の朴ジョンウ氏は『ガソリンスタンド襲撃事件』(日本公開タイトル『アタック・ザ・ガス・ステーション!』)、『新羅の月夜』などのコメディー映画で才能を発揮し、相次いで大ヒットを記録した。

 受賞作品の『光復節特赦』は、社会風刺とユーモアを絶妙にマッチさせた。チャン・ソンホ氏は『2009ロストメモリーズ』で空間移動やタイムスリップを高難度のコンピューターグラフィックで巧みに表現して見せた。

 金ヘスと鄭俊浩(チョン・ジュンホ)の司会進行で行われた授賞式には、朴重勲(パク・チュンフン)、張東健(チャン・ドンゴン)、宋康昊(ソン・ガンホ)、金勝友(キム・スンウ)、チェ・ジウ、金ソンアら、多くのスターたちが出席した。

 KBS第2テレビで生中継された授賞式は、「2002、記録で見る韓国映画」、「人気スターたちが選ぶ最高のラブシーン-涙シーン」など、ユニークな内容で好評を得た。

金明煥(キム・ミョンファン)記者
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